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葬儀の話題は決してタブーではなくなり、今やフランクに話が出来る時代になりました。
人々の関心が集まるキーワードとして、どんな意見があるものかとサイト検索しました。
実際、筆者自ら、自分らしい葬儀を考えられないからです。
覗いてみて逆にガッかリです。
エンディングノートをつけよう。散骨、樹木葬、手元供養、自由葬(無宗教葬)、献体などなど。
自分らしい葬儀を考えるために、参考にしようと覗いた人も筆者と同感の人がいることでしょう。
では、自分らしい葬儀とは?
これには前提が必要ではないでしょうか。
一般的ではない、抜きん出た才能、業績、記録などを自他共に認められた
人生を送った方に限定されると思います。
開式前から会場前かロビーに展示された愛用品、嗜好品または作品。
式の途中で紹介される思い出の映像とナレーション。
生演奏があれば、尚良いと思います。
しかし、経費は限りなく掛かります。
現実には、この形式の葬儀などは、大手斎場を持つ葬儀社で、ずいぶん前から
執り行われてきました。
なんら、目新しいものではないのです。
いえ、筆者が並の一般人そのものだから、自分らしい葬儀が思い浮かばない
だけなのかも知れませんが....
典型的な和製英語のエンディングノートを記す事は、自らの人生を振り返るのには
大きな意義があると思いますし、献体も医学進歩の見地からは立派なご判断です。
しかし、余りにも突飛な発想は、控えていただきたいものです。
残念ながら、人は自分の葬儀を、自ら執り行うことが不可能だからです。
臨終に際しては家族に囲まれ、葬儀には余計な飾りつけを排除し、
棺の中には、花一輪でも入れてもらい、出棺し、しかるべきタイミングで
両親がすでに眠る墓に入れてもらえれば・・・
凡人たる筆者は、それこそが、自分らしい葬儀だと考えています。