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棺、棺桶。
火葬場に入る前には、ご遺体は棺に納められていることが条件となります。
また、取り違えの無いように、故柩紙に俗名を記して貼付しておきます。
いま、インターネットが普及し、且つ異業種大手も葬儀業界に参入しています。
ネット販売でも、あまたなHPが、葬儀に関わる備品を当たり前のように売っています。
機械さえあれば、環境さえあれば、どんな品であれ原価すら簡単に調べられます。
一昔前は、確かに葬儀社の言いなりだったことは歴然だと思います。
葬儀は金がかかるもの。ある意味で、これが常識だったことでしょう。
また、葬儀を考えることはタブーでしたし、出版物も多くはなかったのです。
現在は、葬儀プラン、葬儀費用は、昔と違って断然透明性を増しています。
ただし、実際の依頼を受けた時、打ち合わせに時間がない場合が多く、会場費、お布施など、また食事、返礼品、寝具の数などは即確定できず、当初から完璧な総額は出せません。
しかし、これは不透明には中らないと思っています。
いまどき、業界の中にありながら、まだまだ不透明な葬儀料金!! などと声高に自社の安さを謳うHPこそ、葬儀に慣れていない、素人モドキの葬儀屋の戯言と思っています。
当社は、たとえ直葬(火葬のみ)であっても布棺を使っていますが、これは奇をてらって組み入れているわけではありません。
札幌でも、他社の、いわゆる安い葬儀プランで使われている棺は、今でも木製合板を組み立てた桐平棺がほとんどです。
これでは、寂しすぎます。ましてや釘を打たなくてはなりません。
葬儀は、ほぼ故人のために、人間として生きた渾身の人生への尊厳を保たれてしかるべきです。
集まる人の数、遺族の経済環境、かけられる葬儀費用などは、尊き故人の一生と対比すれば
余りに小さすぎる問題です。
葬儀屋にも、自らの利益を削るだけで、まだまだ出来ることはあります。
生活保護にもあたらず、葬儀費用にお困りならば、どうぞ遠慮なくご相談下さい。
送る人の、故人への感謝があるならば、いかなる形態であれ、簡素な葬式であれ、それこそが葬儀です。