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当社は事情があって、尚且つ、予算的にも困窮している方々の葬儀のご相談に対し、
営利に走らず、費用を抑えた葬儀のアドバイスを心がけております。
そして、当社のホームページ、或いは広告をご覧くださり、さまざまな電話での葬儀相談が持ち込
まれます。
葬儀の相談として困るのは、実際に弊社を訪問下さりながら、希望する会場も、葬儀の形態、規
模も想定せず、葬儀にいくら掛かるのですか、と聞かれたこともあります。
あまりにも漠然とした相談で、これでは答えようがありませんでした。
つい最近、実のお子様から、生活保護の葬儀が予定されているが、ご縁のあるお寺には是非入
っていただきたい。しかも、おおよそ30名のご遺族親族による葬儀をしたいとのご相談をいただき
ました。
結論から言えば、生活保護の葬儀は、宗教を入れることは出来ません。
札幌市の葬祭扶助は20万円余りです。仮に葬祭扶助の金額だけを当てにした場合、檀家様とし
てのお布施としては、この金額でも不足です。
葬祭扶助は、事情により葬儀費用を負担する人が見当たらないことを理由に、火葬を目的として
税金が使われます。
厳密に言えば、生活に困窮する人に対し、親族は何らかの援助をすることが義務付けられていま
すので、現在の運用は温情主義だとの批判があることも否めません。
通例のように、人が集い、故人を送る葬儀とは趣が違います。
贅沢を排除するものではなく、その理念は、最低限の生活保障と一国民としての人間的尊厳
の維持です。
その見地から、宗教は馴染まないものとされます。
上記の案件ならば、実子が健在なこともあり、葬祭扶助を諦めて、親族が力を合わせ、故人の為
に、心ある葬儀を執り行うことをお奨めしました。
尚、生活保護にもあたらず、葬儀費用でお悩みの方は、どうぞ遠慮なくご相談ください。
その予算の中で、出来る限りの提案をお約束します。